機構集積協力金による農地の争奪戦

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農林水産省によるとこの20年間で耕作放棄地が40万ha(滋賀県の農地と同じ規模)になったらしい。
一方、これから農業を生業としていくいわゆる担い手が利用している土地は全体の5割に過ぎない。
残りの5割のうち数年内に高齢化によりリタイアする農家はかなりの数にのぼり、耕作放棄地は更に増えると見られている。

そこで、農水省の農地中間管理機構(農地集積バンク)というのがリタイアする農家から農地を借り受け、担い手に貸し出して担い手の農地利用の割合を8割まで引き上げようという政策を展開している。

ただ、
「農地を担い手に貸してあげてください」
といっても、長年守ってきた農地を簡単に手放す農家はそうはいない。
そこで農地を機構に預ける農家さんにお金をあげようという方法がとられている。

機構に10年間土地を預ける農家さんに対して
0.5ha以下        :30万円/戸
0.5ha超2.0ha以下  :50万円/戸 
2.0ha超          :70万円/戸

以上の経営転換協力金が支給される。


そして土地を預かった機構は担い手に貸し出すのだがここでもお金が発生する。

機構から預かった土地を10年間耕作する約束をした担い手の住む地域に対して
2~3.8万円/10a
耕作者集積協力金が支払われる。(初年度のみ)


この政策によって年老いた農家や後を継げない後継者はいなくなり、耕作放棄地を減らすのと同時に
農地の集積・集約化でコストを削減してTPP導入後にも価格競争に負けない農家を再構築する狙いもある。


この政策の良し悪しは私には分からない。

ただ、土地にはそれぞれ大事に守ってきた人の思いがある。
大きくて形の良い隣合う田んぼで耕作したいのは理解できるが所有者の意思に反して
目先の協力金欲しさに農地の争奪戦が私の近くで起こっている。


私たちは10年どころか何十年も同じ土地で耕作し活きた土地を次の世代に遺すことを目指している。
そんな私たちに賛同してくれたうえで 「 私たちに土地を貸したい 」 と言っている方がいるのだが、
その土地を使いたいというちょっと大きな団体がいてなかなかすんなりいきそうにない。

しかし私たちは私たちを見込んで土地を貸してくれるという方のために、
その預かった土地をこれからもずっとずっとお米を作り続けていく決意をしております。

<かん>

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コバタケファーム

Author:コバタケファーム
コバタケファームは京都・園部町の山あいにあるちいさな農場です。 無農薬のお米と野菜と果樹を育て、鶏と山羊とアイガモとくらしています。
農場の日々のくらしをおとどけします。

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